口腔機能発達不全症
- Q.何歳くらいから相談すればいいですか?
- A.離乳食が始まる時期から、永久歯が生え揃う15歳頃までが対象です。
特に、3歳〜6歳の就学前の時期に適切なトレーニングを始めると、骨格的な改善が見込めるため非常に効果的です。 - Q.トレーニングだけで歯並びは良くなりますか?
- A.トレーニングだけで完全に歯並びを治すのは難しい場合もありますが、お口の機能が整うことで「矯正治療後の後戻り」を防いだり、抜歯をしない矯正が可能になったりと、大きなメリットがあります。
まずは土台を整えることが先決です。 - Q.口呼吸がなぜそんなに悪いのですか?
- A.鼻は「天然の空気清浄機」です。
口呼吸をすると、冷たく汚れた空気が直接喉に届くため、扁桃腺が腫れやすくなったり、アレルギーを引き起こしやすくなったりします。
また、お口が乾くことで虫歯や口臭のリスクも急増します。 - Q.病院嫌いの子どもでも大丈夫でしょうか?
- A.当院のトレーニングは「遊び」の要素を多く取り入れています。
無理に何かを押し付けるのではなく、お子さま自身が「お口を動かすと楽しい!」「食事が美味しくなった!」と実感できるよう、歯科衛生士が優しく寄り添います。
お子さまの「食べる・話す・呼吸する」健やかな成長のために
「いつもお口をポカンと開けている」
「食べるのが遅い、飲み込むのが下手な気がする」
「言葉の発音がはっきりしない」
「いびきをかいたり、歯ぎしりをしたりしている」
これらは単なる「クセ」や「性格」ではなく、お口の機能が正しく育っていない「口腔機能発達不全症(こうくうきにうはったつふぜんしょう)」という状態かもしれません。
横浜市金沢区、金沢文庫の桜井歯科医院では、お子さまの歯並びを整えるだけでなく、その土台となる「お口の機能」を正しく育てることを大切にしています。
口腔外科医として、顔立ちや骨格の発育までを見据えた専門的なサポートを行っています。
口腔機能発達不全症とは?:一生を左右する「お口の土台」
お子さまの成長において、歯が生え揃うのと同じくらい大切なのが、その歯や舌、くちびるを「正しく使いこなす力」です。
口腔機能発達不全症とは、食べる、話す、呼吸するといったお口の基本機能が、年齢相応に発達していない状態を指します。
これを放置してしまうと、以下のような影響が出る可能性があります。
歯並びが悪くなる
舌や頬の筋肉が正しく働かず、顎が成長しない)
お口ポカン(口呼吸)
免疫力が低下し、風邪やアレルギー、虫歯になりやすくなる)
集中力の低下
正しい呼吸ができないことで、眠りが浅くなる)
消化不良
よく噛めないために胃腸に負担がかかる)
これらは大人になってから治すのが難しいため、成長段階にある今、アプローチすることが何よりも重要です。
桜井歯科医院の「育てる」アプローチ:口腔外科医の視点
私は口腔外科医として、多くの手術や治療に携わってきました。
その中で強く感じたのは、「子どもの頃の機能発達が、一生の健康の質を決める」ということです。
当院では、単に「歯並びが悪いから矯正しましょう」と言うのではなく、「なぜ歯並びが悪くなったのか」という根本原因(舌の動きやくちびるの力、呼吸の仕方)を精密に検査し、改善していきます。
お子さまにこんなサインはありませんか?(チェックリスト)
以下の項目に1つでも当てはまる場合、口腔機能発達不全症の可能性があります。
お口をポカンと開けていることが多い
食事の時にクチャクチャと音を立てる
硬いものを避け、柔らかいものばかり食べる
飲み込むときに舌を前に出す、またはおかしな顔をする
サ行やタ行などの発音が聞き取りにくい
睡眠中にいびきをかく、または口を開けて寝ている
指しゃぶりがなかなかやめられない
当院で行う精密検査とプログラム
15歳未満のお子さまで、機能の低下が認められる場合は、健康保険の範囲内で検査とトレーニングを受けることができます。
精密な機能検査
舌圧検査
食べ物を送り込む「舌の力」を数値で測ります。
口唇閉鎖力検査
お口を閉じる「くちびるの力」を測定します(お口ポカンの判定)。
咀嚼能力検査
実際にどれくらい細かく噛めているかをチェックします。
MFT(口腔筋機能療法)とトレーニング
検査の結果に基づき、お子さま一人ひとりに合わせた「お口のトレーニング」をご提案します。
あいうべ体操
口呼吸から鼻呼吸へ導き、免疫力を高めます。
舌のトレーニング
舌を正しい位置(スポット)に置けるように導き、綺麗な歯並びの土台を作ります。
風船遊びや吹き戻し
楽しみながらお口周りの筋肉を鍛えます。
院長より:一生モノの「正しく機能するお口」をプレゼントしましょう
親御さまにとって、お子さまの健康は何にも代えがたい宝物です。
現代の子どもたちは、食生活の変化などにより、昔に比べてお口の筋肉が発達しにくい環境にあります。
しかし、適切な時期に適切なアプローチをしてあげれば、お口の機能は必ず育ちます。
私は口腔外科医として、お子さまが将来、噛み合わせの不調や呼吸のトラブルで悩まなくて済むよう、今できる最高のサポートをしたいと考えています。
金沢文庫のすべてのお子さまが、綺麗な歯並びで、力強く噛み、元気な声で笑い合えるように。
「うちの子、少し気になるな」と思ったら、それが相談のタイミングです。
一緒に、お子さまの健やかな未来を育てていきましょう。
口腔機能発達不全症に関するよくある質問(Q&A)
